シンガポールに拠点を持つ資産運用大手ケッペル社は6日、シンガポール~インドネシア~アメリカを直接接続する新規海底ケーブル敷設事業「バイフロスト・ケーブル・システム」が完工し、フィリピンを含む周辺諸国の商業通信サービス業者からの接続要請を受け付けると発表した。同事業にはフィリピンのコンバージICTソリューションズも出資しており、同社を通じてダバオ地域で支線ケーブルが陸揚げされる。バイフロスト・ケーブルはシンガポールと米国をインドネシアのジャワとセレベス海を経由して直接、海底ケーブルでつなぐ事業で、総延長は2万キロメートルを超える。ケッペル社が主要トランクケーブルの使用権を掌握している。(7日・マニラタイムズ)
新海底ケーブル商業運転開始へ
2025/10/9
経済
