シー財閥の中核持株会社、SMプライム・ホールディングスは、政府が進めている電力集約小売プログラム(RAP)に基づき、傘下のナショナル・ユニバーシティ(UN)とアジア太平洋大学(APC)の2校への電力供給契約をアボイティス財閥の電力小売部門、アドベントパワーとの間で締結した。UNマニラ校にある3棟の校舎とAPCの施設が必要とする総発電量967.13キロワット分の電力をアドベントパワーが供給する契約内容で、将来的には2大学の地方キャンパスにも電力供給を拡大させる。政府のRAPに基づくと、複数の電力需要者の需要量合計が500キロワットを超えた場合に、独自に電力供給業者と配電契約を結ぶことが可能。今年初めには中国系フィリピン人向けの伝統校フィリピン・カルチュラル・カレッジがケソン市にある五つの施設の電力需要740キロワットを賄える電力供給業者と独自に配電契約を結んでいる。(26日・スター)
SM傘下の2大学 電力集約小売契約
2025/6/30
経済