アヤラ財閥の中核持株会社、アヤラ・コーポレーションは今年1~3月期の決算報告を行い、連結純益が113億ペソと前年同期比4%減少したことを明らかにした。傘下の拡大商銀大手BPIや不動産開発大手アヤラランドなどが好調に収益を伸ばしたが、携帯通信子会社のグローブテレコムと発電部門のACエナジー&インフラストラクチャーの収益悪化が持株会社の純益縮小につながった。BPIの純益が166億ペソと前年同期比9%増加したほか、アラヤランドの純益も69億ペソと同10%増加したものの、発電子会社ACENの純益は20億ペソと同28%減少し、グローブテレコムも通信事業に特化した中核純益が45億ペソと同22%減少した。また、医療事業部門ACヘルスは5900万ペソの損失と前年同期の1億9100万ペソから損失幅を縮小させている。(14日・スター)
アヤラ中核持株会社 1~3月純益4%減
2025/5/15
経済