飲料最大手、サンミゲル社(SMC)のエドゥアルド・コファンコ会長は13日、所有権問題で係争中の同社株をSMC退職基金に売却した代金、約41億ペソをユナイテッド・ココナツ・プランターズ・バンク(UCPB)に返済することを明らかにした。UCPBによると融資残高は5月末現在で52億2,000万ペソ。政府はコファンコ氏グループが保有するサンミゲル社株(全発行額の20%)をココナツ生産者基金の流用による取得分として返還を求めているが、公務員特別裁判所が一部株の売却を認めた。(14日・スタンダード・トゥデー)
econoTREND
2007/6/15
経済