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ルシオ・タン氏が経営するフィリピン・ナショナル・バンク（ＰＮＢ）のミエール頭取は29日、政府主導の経営再建計画完了に伴い、政府持株（全株式の12％）を年内に売却し、同行を完全民営化する見通しを明らかにした。同行は新株発行で資金調達し、比預金保険機構（ＰＤＩＣ）への債務61億ペソを完済する予定。同行の2006年の純益は８億2,000万ペソと３年前の同5,200万ペソから急増、不良債権比率も06年末時点で10.8％まで縮小した。（30日・インクワイアラー）
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2007/6/1
経済
