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ミンダナオ島ダバオ市にあるフィリピンワシ基金のサルバドール所長は二日、フィリピンワシセンターが手狭になってきているため、センターを五ヘクタール拡張する必要があると述べた。民間組織や私企業などに資金提供を呼び掛けている。
拡張理由について同所長は、①近隣地域の開発を考慮し、保護区域の拡張と改善②来訪者増加に伴うワシの観覧施設の拡張︱︱が必要であるとした。保護区域の改善では敷地拡大とともに新しい施設の建設費などで八百五十万ペソの費用を見込んでいる。観覧施設は老朽化しており、拡張と改修が計画されている。
現在、同センターではワシ九羽を含む二十四羽の鳥を保護し、自然交配や人工授精で数を増やしている。
（３日・サンスター）
