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システムは役立たず 大気汚染

2015/10/19 社会

 環境天然資源省の環境管理局(EMB)が提供する汚染の数値ははたして正しいのか、そして最新情報なのか。首都圏の大気汚染物質に関する疑わしい測定データを確認することに何の意味があるのだろうか。

 シンガポールでは、スマトラ島での森林火災の影響で、国内で引き起こされる煙害の程度を測定するため大気汚染指数(PSI)という指標を採用。PSIは二酸化硫黄、吸入性粒子状物質(PM10)、微粒子状物質(PM2・5)、二酸化窒素、一酸化炭素、オゾンを測ることができる。

 EMBのシステムではPM10、PM2・5、全浮遊粒子状物質のみしか測定できない。システムは当初、有益だったかもしれない。しかし、データはリアルタイムの情報ではなく、実用性があるとはいえない。

 なぜフィリピン政府はPSIのような指標をシステムに取り入れないのだろうか。政府はエドサ通りで、排ガスによって住民があえぎ苦しんでいるのを黙って見ているつもりなのか。

 3月の政府決定で首都圏の17市町は300万ペソをかけ大気汚染観測施設を各市町に設けた。しかし、各市町からEMBに伝達される大気汚染データのうち、1時間ごとの数値が確認できるのは12市町だけだ。残りは週ごとの情報伝達にとどまっている。

 省内の告発者によると、EMBの職員が汚染物質の数値を低い値に改ざんしサーバーに送っているという。告発者は大統領府に職員名を提供したらしいが、調査が行われているのかどうか明らかでない。首都圏の汚染に対する私の解決策は実に簡単だ。汚染物質の測定を厳密に実施し、走る車を半分以下に減らすこと。高価で時代遅れなシステムは必要ない。(13日・スター、ビック・アニノ氏)

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