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深まる疑問

2011/4/4 社会

ラクソン議員帰国

 14カ月の逃亡を経てのラクソン上院議員の帰国は、多くの疑問を生んだ。どうしてこれまで隠れることができたのか。また自身を「不当行為の犠牲者」だと主張し、アキノ現政権からは支援がなかったと強調する真意は何か。

 外務省が外交官用、一般用両方の旅券を失効させ、司法省と国家捜査局が言うように国際刑事警察機構(インターポール)のレッド・リストに同議員の名前が載せられているのなら、なおさら疑問が残る。

 同議員は別の旅券を持っていたのか。もしそうだとしても、それは本物か偽物か。レッド・リストに載っている以上、偽物の旅券を使えばすぐに足がついたはずだ。国籍も違う他人名義の旅券か。それでも指紋照合で本人でないことが判明するはずである。

 果たして国家捜査局は本当に同議員をレッドリストに入れたのだろうか。それともそう発表しただけで実際にはリストに名前はなかったのか。外務省が実は旅券を失効させていなかった可能性もある。しかし、実際に同議員の擁護者ではないと言われるアキノ政権が旅券を失効させなかったとは考えにくい。同議員が国家捜査局と司法省、インターポールの追跡を逃れ、国から国へと渡航証明もなしに移動していた事実は、つじつまが合わない。

 では、外務省が旅券を失効させていたとして、現政権の息のかかった外務省が秘密裏に渡航証明や別の旅券を発行することは可能だろうか。いずれにしても、同議員は協力者らについて政府にも司法省にも説明を拒み、墓場まで秘密を持っていくという。疑問が一つ。同議員はアキノ大統領との取引も墓場に持っていくのだろうか。(30日・トリビューン)

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