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新聞論調

2008/3/31 社会

国情を反映する空港||停電多発

 首都圏パサイ市のマニラ空港国内線ターミナルで停電が発生し、数千人の乗客がエアコンの利かない暗闇の中で立ち往生を強いられた。航空会社職員らは懐中電灯や非常灯を頼りに搭乗手続きを続け、結果的に五十一便に遅れが出た。この宇宙時代にあって、わが国の空港関係者は非常用発電機の必要性すらよく分かっていないようだ。

 停電の頻度が低ければ、わざわざ社説で取り上げる必要もないのだが、同ターミナルはわずか四日間に二度の停電に見舞われた。また、国際線用の同空港第1ターミナルでもたびたび停電が発生してきた。

 相次ぐ停電は、空港関係者が適切な対策を講じてこなかったことを意味する。今回も、老朽化した電線をやり玉に挙げるばかりで、自分たちの責任に言及しようとはしない。

 建設から数十年を経た国内線ターミナル内の電線網が老朽化していることなど誰でも知っている。問題は、電線取り換えやターミナルの機能を最低限維持させる発電機の設置を怠ってきたことだ。

 空港ターミナルは文字通り「国の玄関」であり、その善しあしが観光客の抱く第一印象を左右する。また、空港施設は国の置かれた状態を反映する。近隣諸国はこの点をよく理解して多額の資金をつぎ込み、快適な最新施設を整えることで国のイメージ向上に努めている。

 対照的に、比国内のターミナルは前世紀の旧態依然とした施設のまま。新玄関口として期待されたマニラ空港第3ターミナルも、訴訟とスキャンダルで開業のめどすら立たない。さらに、停電で機能不全に陥るようでは、比を魅力的な投資先として世界にアピールすることなど到底できない。(27日・スター)

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