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フィリピン統計庁によると、2024年通年の貿易赤字幅は542億1000万ドルとなり、23年の526億ドルに比べて３％増加した。2022年度に記録した576億5000万ドルの赤字幅以来、２年ぶりの高水準。昨年の輸出額が732億1000万ドルと23年比0.5％減少したのに対し、輸入額は1274億3000万ドルと同１％拡大した。ちなみに、昨年12月単月の貿易収支は41億4000万ドルの赤字となり、前年同月の41億8000万ドルから若干縮小した。12月の貿易赤字幅は前月11月の48億5000万ドルに比べても14.6％減少している。12月の製品輸出額は56億6000万ドルとなり、前年同月比２％減少している。主力の電子機器・部品の輸出額が28億ドルと前年同月比17％減と大幅に縮小したことが目立つ。（25日・スター）
24年貿易赤字３％増542億ドル
2025/1/27
経済
