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医療従事者にブースター接種 国立腎臓病移植病院で始まる

2021/11/18 社会

医療従事者へのブースター接種がケソン市の国立腎臓病移植病院で始まる

 地方でのワクチン接種プログラムがようやく本格化する中、すでに住民への接種完了率が9割を超えている首都圏で医療従事者向けの追加接種(ブースターショット)が17日に開始された。12月から追加接種を開始する日本よりも一足早く実施に踏み切った格好だ。

 29日から12月1日まで特別に「ワクチンデー」を設け、地方でのワクチン接種拡大を目指す政府は、首都圏などの医療従事者向けのブースター接種を29日までに完了させる予定という。

 ケソン市にある国立腎臓病移植病院(NKTI)では、17日に医療従事者向けのブースター接種の開始を記念する式典も行われた。初日に約250〜300人の医療従事者が接種を受ける予定で、使用するのはファイザー製のワクチン。同病院のロセテ院長は「食品医薬品庁の通達などにより、最初の2回の接種で中国シノバック製のワクチンを接種した人も3回目接種は同じシノバックだけでなく、ファイザーかモデルナを使用することができる」と述べており、違うコロナウイルスワクチンの接種を認める「混合接種」が正式に始まったことになる。

 ロセテ院長によると、現在、同病院が入手できるのはファイザー製のみ。政府の関係機関による通達で、2回目までにどのブランドのワクチン接種を受けていても、ブースター接種としてファイザーかモデルナ製の接種を受けることが可能だという。17日に3回目の接種を受けた医療従事者で副反応が出たケースは報告されていない。

▽7000万回達成

 一方、全国タスクフォース(NTF)のガルベス大統領補佐官は17日までに国内のワクチン接種回数が計7067万回と7000万回を突破し、2回の接種完了者も3186万人を超えたことを明らかにした。

 またこれまでに比が入手したワクチンの総数は1億2491万回に上っている。11月末までにはワクチン総数も1億4000万回に達する見込みで、29日から3日間かけて行われるワクチンデーの接種促進期間に必要な数量をカバーできるとみられている。(澤田公伸)

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