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イスラム教徒自治区（ＡＲＭＭ）は、政治家の金づるに成り下がり、バンサモロ（イスラム教徒の国）を実現していない︱︱。イスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線（ＭＩＬＦ)のムラド議長が４日、批判した。同議長は、ＡＲＭＭが大統領府の支援や影響力なしでは存立し得ない状況を指摘、「現在のＡＲＭＭは中央政府の１部門に過ぎない。イスラム教徒の政府ではない」とＭＩＬＦのウエブサイトでこき下ろした。
同議長はまた、「ＡＲＭＭが政治家たちの金づるになっている事実は誰でも知っている。ＡＲＭＭの政治家たちは金持ちになったが、恩恵は人々に届いていない」と述べ、「サブステート（小国家）」樹立だけが自治のための解決法だと力説した。（５日・スター）
