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ハロハロ

2011/4/25 社会

 強めの春風に吹かれる桜の樹々から薄桃色の花びらが幕をなして飛び散る。桜花の寿命は短く、満開からわずか数日でその年の生を全うする。そんな中、インドネシア人の知人から「花見をできず、残念でした」との電子メールが届いた。3月末に伊豆高原の名所、桜トンネルを一緒に散策することになっていた。しかし、寒さによる開花の遅れで、楽しみにしていた花見の機会を失ってしまった。

 今年の花見は同時に、10年に及ぶ日本滞在を終え、今月6日に故郷ジャカルタへ戻ったこの友人の送別花見でもあっただけに、開花の遅れは返す返すも残念でならなかった。だが、送られてきた友人からのメールには、「ジャカルタでもお花見はできます。桜ではありませんが、10〜11月にはフランボヤンが見事に咲きます。是非、見に来てください」と書かれていた。

 ジャカルタで雨期到来を告げるフランボヤンの日本名は火焔樹。その名にふさわしく、四方に枝を伸ばした大木に目にも鮮やかな、燃えるような真っ赤な花を咲かせる。風に乗って散る桜の花とは違い、寿命を終えた火焔樹の花は大木の周りに落ち、真紅のじゅうたんを広げる。南国の明るさを象徴するような火焔樹をめでながら、この知人との再会を喜べる機会を実現させたいものだ。 (道)

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