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大雨被害拡大で違法伐採取り締まり強化の動きが加速しているが、ミンダナオ地方カリガ地域で森林警備隊員３人と警官１人が相次いで殺害された。天然資源環境省（ＤＥＮＲ）によると、１日、武装した３人組が南スリガオ州の警備隊員(55)を襲い、３発の銃弾を浴びせて殺害した。同隊員は事件の２日前、３０５本の違法伐採木材を積載したトラック６台を検問所で摘発したばかり。12月には別の森林警備隊員が取り締まりに参加して帰宅途中、殺害された。
ＤＥＮＲは昨年８月以来、カリガ地域で違法伐採の取り締まりを強化して来たが、この間、他にも隊員と警官各１人が殺されており、パヘ長官は「カリガは環境労働者の大量殺人現場になりつつある」と警戒を強めている。（17日・スターなど）
