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国防省市民防衛室東ビサヤ事務所はこのほど、同地域のビリラン州を除く５州の自治体、住民に対し雨期とラニーニャ現象が重なり土砂崩れや洪水の恐れがあると警告した。自治体に「最悪のシナリオ」を想定して災害対策を立てるよう促した。また、住民には避難場所の確認などを求めた。
鉱山地球科学局が最近出したハザードマップによると、サマール、北・東サマール、レイテ、南レイテ５州では土砂崩れや洪水にもろい地区が指摘されている。同地域では２００３年に南レイテ州パナオン島で地滑りが発生、数百人が犠牲になった。06年には同セントベルナルド町ギウンサウゴンで大掛かりな地滑りがあり、千人規模の犠牲者が出ている。（３日・インクワイアラー）
