English
世界的経済停滞で観光客の減少傾向が顕著だが、観光省中部セブ事務所は、来年のシヌログを訪れる観光客数は平年と変わらないとの見通しを示した。ロア同事務所長は、既に米国在住の比人などから団体旅行の予約が少なくとも四十件入っているとして、楽観的。米国や欧州からの比人帰国者がシヌログの時期にブームをもたらすとみている。
「危機であろうとなかろうと、比人は愛する家族に会うために故郷へ帰る。その休暇のためには別途、お金を貯めているものだ」と、同所長は話した。シヌログは毎年一月の第三週日曜日に「幼きイエス（セントニーニョ）」の聖像をあがめるお祭り。比各地で同様の祭りが開催されるが、セブのシヌログは特に有名。毎年、多数の観光客が訪れる。（27日・ブレティン）
