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ハロハロ

2006/9/25 社会

 拙宅のある住宅地の通りには、マキリン山のふもとにふさわしく、よく知られる山の名前が付けられている。散歩道になっている近くの通りはマリベレス、サマットと続く。いずれもバタアン半島にある太平洋戦争の激戦地だ。前大戦が始まって六十余年になるが、戦争の恐ろしさと愚かさ、それに日本軍が残した「負の遺産」を知る世代にとって、当時を思い起こさせる名前に出会うのは気が重い。

 サマット山(五五三メートル)。前大戦の緒戦、米比軍の頑強な抵抗に遭って一時、作戦を中断した日本軍は、一九四二年四月三日に「空前の規模」といわれる三百門の大砲、百機の爆撃機で作戦を再開し、この山が「関が原」に。攻防は日本軍のコレヒドール島陥落へと続くが、日本軍の死傷者は一万一千二百人。山頂には今、大戦で倒れた比米将兵を追悼する巨大な十字架がそびえている。

 サマット通りの坂道を上りつめると広場。街路樹のアリバンバンが葉の間から桃紫色の花をのぞかせはじめ、乾期になって咲くはずの燃えるような赤いカエンボクの花も。それに九月中旬を過ぎたというのに、カバリエロ(オオゴチョウ)やカンナの赤や黄の花が彩りを添える。そんな光景を楽しめる平和な時代をつくづく素晴らしいと思う。(濱)

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