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カルデロン国家警察長官は二十二日付指示書で、イシドロ・ラペーニャ副長官（業務担当）にミンダナオ全島の作戦・管理権を委任した。これは、国軍がミンダナオ島を二司令本部に分割して、比共産党の軍事部門、新人民軍（ＮＰＡ）とイスラム武装分子に対する作戦能力を強化するのに対応する措置。アロヨ大統領のＮＰＡ壊滅指令に基づき、ミンダナオで国軍との協同広域作戦を強化するに当たって、調整役となる。
ラペーニャ副長官は「私の仕事はパラダイム（作戦体系）変更を実現することで、週に少なくとも二日はダバオ市などミンダナオ島内で執務することになるだろう」と語った。実質的には「ミンダナオ地域警察本部」が発足することになる。（29日・インクワイアラー）
