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日、米など八カ国の人権活動家十八人が参加した「国際連帯調査団」（ＩＳＭ）はこのほど、サマール州で国軍による人権侵害事件を調査し、第八師団長パルパラン陸軍少将が着任した今年二月以来の百七十三日間に東部ビサヤ地域で五百十三件の人権侵害が起き、被害者は七千二百五十人に及ぶと報告した。
これに対して、パルパラン師団長は、サマール州民は比共産党とその軍事部門、新人民軍（ＮＰＡ）に反対する大衆行動を起こしているほどだと述べて、共産分子に対する攻撃を続けると豪語した。またベール第九〇一歩兵旅団長は、左翼合法政党「バヤン・ムナ」の地方支部がＮＰＡに利用されている証拠があると反論。州内は国軍の人権問題で大揺れに揺れている。（19日・スター）
