農務省は15日発表の声明で、現在の粗糖の精製期間にあたる来年5月か6月まで、砂糖の輸入を一時的に凍結すると明らかにした。同省によると、砂糖輸入の凍結措置は、ラウレル農務相とアスコナ砂糖規制庁長官に加え、同庁理事会および農家組合の代表者であるサンソン氏らが協議を行い賛同したという。10月9日にネグロス島で行われた今期最初の粗糖売買入札で予想外の低価格で落札されたことから、急きょ砂糖産業や政府の関係機関の幹部らが協議を持った。一方で、関係者たちは精製砂糖の最低2カ月間の備蓄量確保を常時、達成することでも合意した。2022年から現在にかけて、国内のサトウキビ農園の面積は38万ヘクタールから40万9000ヘクタールに拡大している。(15日・スター)
砂糖輸入凍結 26年半ばまで
2025/10/17
経済
