中央銀行の15日発表によると、7月単月の銀行やその他のインフォーマルな送金・宅配サービスなどを通じた個人送金額は35億3000万ドルと前年同月比3.1%増加し、前月6月比で6.1%増加した。今年に入り最高水準の送金額だった。一方、銀行を通じた現金送金額は31億8000万ドルで前年同月比3.1%増、前月比6.4%増だった。このうち陸上勤務の比人海外就労者(OFW)による7月送金額は25億9000万ドルで前年同月比3.0%増加したのに対し、船員など海上勤務OFWによる送金額は5億8500万ドルと同3.1%増加している。これで今年1~7月期の現金送金額は222億1000万ドルとなり、前年同期比3.1%増。送金元では世界の銀行送金の経由地となっている米国が全体の40.3%を占め最大。シンガポールが同7.1%、サウジアラビアが6.2%。(16日・マニラタイムズ)
7月送金額が 今年最高水準
2025/9/17
経済
