国内不動産新興大手ダブルドラゴンのコンドテル事業部門子会社、ホテル101の海外子会社であるホテル101グローバル・ホールディングスが27日、米ニューヨーク株式市場ナスダックに比企業として初めて株式上場を果たした。上場記念式典には共同経営者のエドガー・シア氏とジョリビー・グループを率いるトニー・タンカクティオン氏が出席した。ナスダックはアップルやマイクロソフトなどの世界的ＩＴ・ハイテク企業が数多く上場する新興企業向け株式市場で、同社もナスダックで「資産に重点を置かない不動産テック・ホスピタリティー・プラットフォーム企業」と扱われている。現在、スペインと日本でホテル101を展開しているが、今後、米ニューヨーク市場での上場をきっかけに資金を集積して世界100カ国に計100万部屋までの規模を持つコンドテル事業に拡張させる計画。（28日・インクワイアラー）