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JPドラゴン残党ら6人拘束 ケソン、ブラカン両州で入管

2025/10/9 社会
拘束された6容疑者=入管より

比入管は特殊詐欺グループ「JPドラゴン」の残党とみられる30代前半の男女ら6人を拘束

フィリピン出入国管理庁は7日、ケソン州とブラカン州で行った捜査で、フィリピンを拠点とする日本人犯罪グループ「JPドラゴン」の残党を含む30代前半の男女3人を含む6人の身柄を拘束した。入管へのまにら新聞の取材で8日、分かった。捜査はケソン州ルセナ市、同州カンデラリア町、ブラカン州サンホセデルモンテ市でそれぞれ実施された。

 拘束された6人のうち、大澤歩容疑者(33)、岩本三矢子容疑者(34)、矢野裕也容疑者(33)、有馬伸行容疑者(45)、原田訓睦(48)の5人はそれぞれ詐欺および窃盗容疑で福岡簡易裁判所から逮捕状が出されていた。

 また、門出幸生容疑者(53)は私文書偽造、偽造私文書行使、詐欺の3容疑で広島簡易裁判所から逮捕状が出されていた。門田容疑者について入管は、「JPドラゴンのメンバーではなかった」としている。

 ケソン州カンデラリア町で逮捕された大澤、岩本、矢野、有馬の容疑者4人は入管職員らが現場に踏み込んだ際、インターネットに繋いだコンピュータで作業をしており、複数の電話番号などが記載された書類を所持していたという。

情報筋によると、矢野容疑者は「カンタ」の通称で呼ばれ、特殊詐欺の掛け子をしていたという。また、原田容疑者は仲間らと一緒に警察官をかたり、被害者からだまし取ったATMカードで現金の引き下ろしなどをしていた容疑で逮捕状が出ていた。

 JPドラゴンのリーダー吉岡竜司容疑者は6月にアンヘレス市で拘束されているが、入管は逃れたメンバーを送還するため捜査を続けていた。

 入管は逮捕した容疑者6人をそれぞれ「望ましからざる外国人」と指定し、強制退去手続きに入っている。(竹下友章、ロビーナ・アシド)

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