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7月3日のまにら新聞から

真の奉仕理解する大統領に協力を 公職者を任命するにあたって

[ 730字|2022.7.3|社会 (society)|新聞論調 ]

大統領府は現在、任命にまつわる活動で蜂の巣をつつくようになっている

 大統領府は現在、任命にまつわる活動で蜂の巣をつつくようになっている。局長、国有・国営企業の会長、委員長や議長、閣僚など様々な任務を指揮して達成できる人材を見つけるため、必死で努力をしている。

 大統領は任命過程で条件を満たす人を探さなければならない。人材選択の際、大統領が行政権を行使するのを直接・間接的に助ける人物を探していく。公職に就く者は誠実さや倫理観といった道徳的原則を持ち、権限に従った職務を厳格に遂行し、私利私欲のために公職を利用することなく、国民と向き合った正しい行動を取ることが求められている。

 公職の最終的な目的は社会福祉にある。よって公共の福祉の向上とその保護に貢献するため、様々な人が任命または選出されることとなる。フィリピン憲法や共和国法が定める公務員および職員の行動規範によると、公務員は常に国民に対して説明責任を果たし、最大限の責任、誠実さ、能力、忠誠心を保ちながらその職務を遂行しなければならない。

 また、愛国心と正義感をもって行動し、慎み深い生活を送り、個人的な利益よりも公共の利益を優先させなければならない。残念ながら公職にはどこの国にもあるように、常に汚職に手を染めるものが存在する。ただ、多くの公務員や職員は実際、その職務に忠実であり時には国民のために真摯に物事に向き合っていることを知ってほしい。

 ボンボン・マルコス新大統領は「国や国民のために良いことをしたい。そのために仕事に向き合いたい」と言ったと伝えられている。もしそれが本当なら、経験不足と言われようと、公職における真の奉仕を理解したのだ。国民はその成功を祈り、適切な時期に協力するべきだ。(2日・トリビューン、マルガリータ・グティエレス弁護士)

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