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1月13日のまにら新聞から

レベル4引き上げを準備 大統領府「ためらうことはない」

[ 759字|2022.1.13|社会 ]

ノグラレス大統領報道官代行は会見で警戒レベル4引き上げへの準備をしていると発言

ノグラレス大統領報道官代行は12日の会見で、首都圏の防疫警戒レベル4へのレベル引き上げついて「政府は警戒レベル引き上げをためらうことはない」と発言し、そのための準備に取り組んでいるとした。10日には即座の引き上げを否定していたが、今回は「基準を満たし次第引き上げる」と強調、軌道修正した格好だ。13日付英字紙マニラタイムズなどが報じた。

 警戒レベル4への引き上げは医療設備使用率、2週間の感染者増加率、10万人あたりの平均新規感染者数が一定水準を超えた際に決定される。同報道官は「まだ各指標は基準を超えていない」としながら、さらなる感染拡大・医療設備使用率上昇に向け「政府は病床数と隔離施設数の増加、医療従事者の補充に向け取り組んでいる」と述べた。

 首都圏は15日まで警戒レベル3に指定されており、同日までに16日以降の警戒レベル区分が発表される見込み。感染拡大や医療設備の使用率の上昇が早ければ、前倒しでレベルが変更される可能性もある。

 警戒レベルが引き上げられた場合、義務教育の対面授業、接触を伴うスポーツ、遊園地、バーやコンサートホールなどに加え映画館や劇場も営業禁止となり、店内サービスの客席使用率の上限もレベル3の30%から10%まで引き下げられる。

▽「危機的リスク」に

ドゥケ保健相は10日夜の会見で、フィリピンの1週間平均新規感染者数は前週の690%、2週間の感染者数増加率は3663%、10万人あたりの平均新規感染者は10・47にまで上がったとし、比は感染「高リスク国」を超え「『危機的リスクのある国』に分類される」と発表した。また、首都圏の2週間感染者増加率は7172%、10万人あたりの感染者数は51・77と特に深刻で「危機的リスクのある地域」に分類されるとした。(竹下友章)

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