「日刊まにら新聞」ウェブ

　日本と中国、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）、インドなど計16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携（ＲＣＥＰ）の事務レベル交渉会合が６日、インドネシア首都ジャカルタ郊外のバンテン州タンゲランで始まった。10日までの予定。

　インドネシアのエンガルティアスト・ルキタ貿易相は基調演説で「先進国でも発展途上国でも保護主義が台頭し、国際貿易の見通しも停滞する中で、交渉をこれ以上長引かせる余裕はない。2017年内に交渉を妥結させなければならない」と述べ、協議を加速させたい考えを示した。（共同）