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ハロハロ

2015/10/12 社会

 突然の停電、供給水の不足など、製造業にとっては致命傷にもなりかねない事態を何とか切り抜け、不織布の本格的生産を開始して約半年。その間、このインドネシア進出を決めた主要因のひとつ、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内市場の開拓・参入を図るため、取引相手になってくれそうな企業への接近を、まさに手探り状態で続けてきた。無鉄砲な手法が9月末、ようやく実を結んでくれた。地元インドネシア企業への不織布販売、さらに、ベトナム企業への初輸出も続けて実現できたのだ。

 今年末に経済統合を果たすASEAN加盟10カ国の人口規模は、大先輩となる欧州共同体の同5億人をはるかに上回る6億3千万人(今年5月)。加盟諸国間の経済力にはばらつきがあるが、全体的には各国とも経済成長を続けており、将来、不織布加工のウエットティシュー、オムツに加え、ガーゼ、マスクなどの医療関係品の有望市場となる潜在性を秘めている。中でも「有望株」が、日系企業の進出も盛んなベトナム。現人口は約9100万人で、国民の購買力は右肩上がりで伸びている。

 スラバヤ港を出た当社の不織布が今月初め、そのベトナムに到着した。通関手続きが円滑に進めば、同月第2〜3週には相手企業の工場に運ばれ、ウエットティシューなどに加工、販売される。これに先行したのが、陸送のみで済む地元インドネシアの企業で、当社不織布を加工したウエットティシューの販売を既に開始。庶民にとり価格は少々高めだが、日本茶をイメージした緑色の包装は涼しげで、見栄えは良い。コンビニの棚に並ぶ同製品を思わず手に取り、レジの前に並んだ。 (道)

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