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　国家たばこ庁（ＮＴＡ）によると、2024年のタバコ葉生産量が市場価格の上昇と需要増により23年に記録した４万2000トンを超えて、３年ぶりの高水準になる見通し。ＮＴＡのサンチェス長官によると、バージニア種の生産者価格は現在１キロ当たり113ペソで、前年の97ペソから16.5％上昇している。バーレイ種とフィリピン原産種もそれぞれ同23.4％増の100ペソに上昇している。一方、エルニーニョ現象による干害が発生しているイロコス地域では生産に悪影響が出始めており、今後が懸念されている。フィリピンのタバコ葉生産農家や農園労働者は計43万人で、関連業界も含めるとタバコ産業は約220万人の労働者の生活を支えている。（15日・スター）