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2月14日のまにら新聞から

水産物水揚げ量1.8%減の426万トン

[ 380字|2024.2.14|経済 (economy)|econoTREND ]

 フィリピン統計庁によると、2023年の商業漁業や養殖などによる水産物の水揚げ量は426万トンで前年比1.8%減少した。養殖業による水揚げ量が238万トンと前年比1.5%増加し、水産物全体の水揚げ量の56%を占めて最大だった。しかし、遠洋漁業を含む商業漁業(野生種の漁業)の水揚げ量は82万400トンと同4.9%減少したほか、沿岸漁業も88万1250トンと同7.3%減少した。同庁がモニターしている主要水産魚20種のうち、イワシが前年比33.5%減少したほか、メバチが同25.1%減、イトヨリダイが同21.2%減、クルマエビが19.4%減とそれぞれ水揚げ量が減少している。しかし、逆にグルクマ(インドサバ)が同17.6%増加したほか、ムロアジも同11.2%増、キハダマグロが6.6%増、海藻類が5.3%増とそれぞれ収穫量が増えている。(12日・マニラタイムズ)

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