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　農業団体ＳＩＮＡＧのジェイソン・カイングレット事務局長は、比国内におけるアフリカ豚熱感染が今年に入り全国63州まで拡大しているのは、無検査での豚肉輸入が原因だとして政府を非難した。また、感染が判明した場合の小規模養豚業者に対する豚殺処分に伴う補償が地方自治体の責任となっていることを指摘し、中央政府も感染に伴う養豚業者の損失に対する支援を実施するよう求めた。さらに、国内の感染拡大を抑止するため発生源の周辺地域における殺処分などの厳しい措置を課しても無検査の輸入豚肉が各地に流通している現状がある限り意味がないとしている。（12日・マニラタイムズ）