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　アジア経営大学院（ＡＩМ）が進めるスマートシティ構築事業「ミネルバ・プロジェクト」の責任者であるクリストファー・モンテロラ氏は、ルソン地方バギオ市と提携して同事業の実証実験を行うことを明らかにした。バギオ市では特に①大気汚染②水道供給③都市のモビリティー④観光業──の四つの分野におけるデータ収集と、人工知能を用いたデータ分析に注力するという。ＡＩМがセンサーネットワークを提供し、フィリピン大バギオ校やテラ・ダイナミックス社などと共同で同市における水道水の供給状況や水質をモニターして需給を予測するほか、市内に監視カメラやＧＰＳロケーションセンサーなどを展開して市民のモビリティーなどに関する膨大な情報を収集して分析し、システム改善に向けた提言に生かす。（17日・マニラタイムズ）