台風オデット被災地は今① 「セブの状況にも目を」 在セブ日本総領事に聞く
[ 1966字|気象 災害 (nature) ] 無料まにら新聞は12月31日〜1月2日、主にセブ市、そしてマクタン島を訪ね、台風被害の状況を記録した
![(右)セブやその周辺の状況について語る川﨑敏秀在セブ日本国総領事=2日午前、ビサヤ地方セブ市内で岡田薫撮影。(左)台風オデットの力で桟橋に乗り上げて座礁したタンカー=3日午前、ビサヤ地方ラプラプ市のモーベンピックホテルそばで岡田薫撮影](/image.php?file=261252l.jpg&pass=aeb1d415b974405b1451f852a6e1a9e2)
ビサヤ地方のセブ州やセブ市は、2021年最後の12月16日夜から17日早朝にかけて近年稀にみる雨量と強風を伴った台風22号(比名オデット)に襲われた。観光でフィリピンを訪れる日本人にとって常夏のリゾートなどで知られるマクタン市(マクタン島)は、東方対岸の同市オランゴ島、マクタン島に隣接するセブ州コルドバ町を含め、壊滅的な被害に見舞われ、比人のみならず在留邦人は電気や水、通信手段も断たれた中で、日々支援を待ち望んでいる。まにら新聞は12月31日〜1月3日、主にセブ市、そしてマクタン島を訪ね台風被害の状況を記録した。