「家族が腹をすかしている」 貧困層への打撃深く
[ 945字|社会 (society) ] 有料防疫による規制が強化され、首都圏では仕事を失い、不安を募らせている庶民も多い
![「コミュニティー防疫」で禁止されたペディキャブで客を待つデニロ・ペニャルダさん(仮名)=25日午後、首都圏マカティ市で岡田薫撮影](/image.php?file=250454l.jpg&pass=f53ae99c5fef0a580e6cfdd2849bf644)
コミュニティー防疫による規制が日に日に強化される中、首都圏では移動手段がなくなったために仕事を失っている庶民も多い。大手企業などの勤務で、出勤できなくてもパソコンなどを使って在宅で働ける中間層以上と違って、ペディキャブ(サイドカー付き自転車)やタクシー運転手、飲食店従業員ら貧困層の人々は「このままの状態が続いたら、どうやって暮らしていけばいいのか」と不安を募らせている。