身を打ちつけ、はりつけに 聖金曜日、キリストの苦難再現
[ 928字|社会 (society) ] 有料パンパンガ州でキリストの身に起きた苦難を再現・体験する聖金曜日の恒例行事が行われた
![(右)ひもの先端に竹の束が付いたパラスパスで背中を打ちつける「ペニテンシャ(ざんげ者)」たち=正午ごろ、ルソン地方パンパンガ州サンフェルナンド市サン・ペドロ・クトゥドで岡田薫撮影。(左)キリスト役としてはりつけに処されたルーベン・エナヘさん=午後2時ごろ、パンパンガ州サンフェルナンド市サン・ペドロ・クトゥドで岡田薫撮影](/image.php?file=244405l.jpg&pass=0103b38e0864427e681af917ae61f2fc)
イエス・キリストが十字架の刑に処された聖金曜日の19日、ルソン地方パンパンガ州サンフェルナンド市で炎天下、キリストの苦難を再現、体験する恒例行事が行われた。カトリック教会は奨励していないが、60年以上続く伝統行事で、今年も内外から多くの見物客が訪れた。今年は9人が市内ではりつけに参加し、うち8回目になる女性1人を含む5人がバランガイ(最小行政区)サン・ペドロ・クトゥドで、4人が周辺2カ所のバランガイではりつけとなった。