貧困実感48%に悪化 大統領府「中長期の対応進める」
[ 590字|経済 (economy) ] 無料世論調査で、貧困を実感したとする家族は前回から6ポイント増加し48%に
![東南アジア最大のスラム地区ともいわれる首都圏マニラ市のトンド地区。狭い路地に沿って家が密集、住民のほとんどは貧困層だ=2016年12月、石山永一郎撮影](/image.php?file=239027l.jpg&pass=21798e02e07e103c43d0b8859542a1fe)
民間調査機関ソーシャル・ウエザー・ステーション(SWS)は20日、貧困実感に関する6月の世論調査結果を発表した。「あなたの世帯は貧困状態かそうでないか」との質問に「貧困状態にある」と答えた割合は3月から6ポイント増加し、ドゥテルテ政権下では17年3月の50%に次ぐ48%となった。また「食事が貧しい」と感じている世帯は34%(同5ポイント増)となり、こちらも悪化した。