大統領「麻薬、汚職ない国に」 米中への従属批判デモも
[ 995字|社会 (society) ] 有料独立記念日で大統領はアギナルド聖堂での式典に出席。各地で左派系は抗議集会実施
![(上)独立記念日の国旗掲揚式典に出席するドゥテルテ大統領=12日午前8時半ごろ、ルソン地方カビテ州でセレリーナ・モンテ撮影。(下)小雨が降る「中国出て行け」と声をあげて行進する市民ら=12日午前10時ごろ、首都圏マカティ市のヒルプヤット通りで森永亨撮影](/image.php?file=238286l.jpg&pass=cc4c64d8c83f53ef5c0b92a0454daa17)
120回目の独立記念日を迎えた12日、ドゥテルテ大統領はルソン地方カビテ州カウィット町のアギナルド聖堂で行われた国旗掲揚式典に出席し、比は違法薬物や汚職から「独立」すると宣言した。一方で首都圏各地では、「不独立記念日(ヒンディペンデンスデー)」と銘打って左派系団体らが抗議集会を開催。比はスペインから独立したが、現在も中国や米国など大国の勢力下にあるとして、政府に「真の独立」を求めた。