首都圏警察西部本部の警官156人がこのほど、部下に対するえこひいきやののしりが激しく、署員に不公正な行政処分を課すことが多いとして、犯罪捜査部(CIDU)の部長の解任を求める嘆願書を同本部の警官組合に提出した。嘆願書に署名した署員たちは殺人や強盗、麻薬や総務などの各課に属している警官で、同部長が彼らの監督権限を持っている。嘆願書には、部長が直轄の部下を特に優遇することや、市民の前で部下をののしったり、不適切な行政処分を課すなどの苦情が明記された。 （21日・テンポ）