首都圏開発局(MMDA)のフェルナンド局長は6日、首都圏の路上で「へど」を吐いた酔っぱらいを拘束するよう命じた。首都圏首長評議会による禁止条例案可決を受けての発表。同局長は「首都圏の浄化だけでなく、新型肺炎(SARS)のまん延対策の一環」と語った。SARSウイルスは空気感染ではなく、体液の飛散により感染を広げるため、へどに注意する必要があるという。罰金などが科せられるのは酒に酔って吐いた人に限られ、病気により仕方なく吐き戻した場合は罰則の対象外。酔っぱらいかどうかはにおいで判断可能という。 (7日・テンポ)
飲んだら吐くな、飲むなら吐くな
2003/05/08



