観光省はこのほど、爆破されたマルコス元大統領の胸像が新たな観光名所となるとの考えを明らかにした。同省コルディエリエラ自治区のモリンタス事務所長は「胸像の残骸を見るため、多くの観光客が同州を訪れるに違いない」と語っている。同事務所長によると元大統領を尊敬してやまない中華系比人の間では訪問しようとする動きがあるという。昨年12月末に爆破された同胸像は、目や鼻部分が吹き飛んだまま。容疑者は不明だが、フィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)が犯行声明を出している。(5日・Pジャーナル)
爆破マルコス像を観光名所に
2003/01/05



