沿岸警備隊 K9 爆発物処理班(CGK9-EOD)の隊員が、2025年11月21日、MRT-3 アヤラ駅でスリ被害に遭った被害者からの情報提供を受け、男1名・女1名の計2名を無事逮捕しました。盗まれた物品は直ちに回収され、容疑者らは CGK9-EOD MRT 拘置施設内でミランダ権を告げられました。
逮捕後、沿岸警備隊捜査・検知管理サービス(CGIDMS)傘下の捜査・検知部隊(IDU)DOTr SAICT が現場に到着し、容疑者の身柄を正式に引き継ぎました。チームは、標準手続きである医療検査や犯罪捜査書類の作成を行い、改正刑法第308条(窃盗)の違反に基づく刑事告発の準備を進めました。
処理が完了した後、容疑者らは CGIDMS 本部へ移送され、一時拘留されています。彼らはマカティ市検察局で予定されているインカスト手続(予備審問)まで拘束下にあります。
フィリピン沿岸警備隊は、交通当局との継続的な連携と迅速な法執行を通じ、通勤者および一般市民の安全と安心を確保するという姿勢を改めて強調しています。



