ラウレル農務相は6日、現在実施されているコメの輸入禁止措置を12月末まで延長し、来年1月から輸入を解禁する方針だと明らかにした。マルコス大統領からの承認もほぼ得ているという。大統領は当初、9月から60日間だけの輸入禁止措置を命じたが、コメの収穫期と重なることからラウレル農務相が12月までの延長を提案しており、大統領もそれに応じたとみられる。また、同相によると、来年2~4月もコメの収穫期に当るため輸入を禁止する方針だという。さらに、来年1月に認められるコメの輸入についてもその輸入量を月30万トンまで抑える方針だとしている。同省によると、今年1~9月期のコメ輸入量は350万トンと政府目標だった270万トンを80万トン近く上回っている。(7日・ビジネスワールド)
コメ輸入再開は来年1月の方針
2025/10/10
経済
