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シンガポールのリー・シェンロン首相はこのほど、2017年の経済成長率は前年実績の２％を上回る可能性が十分にあるとの見方を示した。シンガポール経済紙ビジネス・タイムズが伝えた。
シンガポール政府は今年の経済成長率を１〜３％と予想している。リー首相は、世界経済が上向いていることから、シンガポール経済についても慎重ながら楽観していると述べた。ただ、小売業界などの一部の業界は依然厳しい状況にあり、業種によって景況感に差があると指摘した。 リー首相はまた、16年の生産性が１％上昇し、ほぼ０％の伸びだった13〜15年から改善したと指摘。「生産性が上昇すれば、労働人口が伸びなくても、経済成長は持続可能だ。生産拡大によって、労働者はより多くの収入を得ることができる」と話した。（時事）
