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中国国家統計局はこのほど、11月の工業品卸売物価指数（ＰＰＩ）が前年同月比で3.3％上昇したと発表した。上昇率は10月と比べ2.1ポイントの大幅な拡大となり、2011年10月以来、５年１カ月ぶりの高水準だった。
景気の持ち直しなどを反映し、資源や素材業界での価格上昇が目立った。 石炭採掘業の上昇率が28.6％と大きかった。需要が増加したことに加え、一部地域では過剰生産の削減が行き過ぎ、供給不足になった。
11月の消費者物価指数（ＣＰＩ）も2.3％上昇した。上昇率は10月と比べ0.2ポイント拡大。今年４月以来の高水準だが、16年の政府目標である3.0％は引き続き下回った。（共同）
