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石炭火力発電所にNO パンガシナン州

2016/10/24 社会

 ルソン地方パンガシナン州スアル町で二つめとなる石炭火力発電所の建設が計画されている。この計画をめぐり地元で新たに設立された環境保護団体セーブ・スアル運動が13日、建設中止を求める署名運動を開始した。

 フィンマ・エナジーが総工費470億ペソをかけて建設を計画している発電所(発電容量900メガワット)は、2017年第1四半期に着工の予定。

 スアル町ではすでに石炭火力発電所としてはフィリピン最大の発電力を誇る、チーム・エナジーによるスアル発電所(発電容量1200メガワット)が1999年に稼働を開始している。

 セーブ・スアル運動のソリアノ代表は、「発電所の建設について住民への相談がなかったし、最初の発電所で使われる石炭によって健康や環境に有害な影響が出ていることからみて、二つめの発電所が住民の生活を危険にさらすのは確実」として、建設計画に対する反対運動に踏み切ったと語った。

 同運動の声明文はドゥテルテ大統領、ロペス環境天然資源長官、エピノ・パンガシナン州知事、アルシヌエ町長に送られた。

 一方、町長はこの建設計画に関する相談会を6回開いたが、発電所に対して反対意見を表明した人はいなかったと主張。フィンマ・エナジーは、実行可能性調査を実施してから環境遵守認定書の申請をおこなうとしている。(15日・インクワイアラー)

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