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ハロハロ

2016/2/1 社会

 縁あって、インドネシア東ジャワ州都スラバヤ市に住み始めて、2年が過ぎる。古希を直前に控えた「前期高齢者」にとり、年間平均気温が27度という気候は体を動かしやすく、年中、運動も楽しめる。その中、生活事情に問題がまったくないのか、と問われれば、当然のこと答えは、「ある」。最大の頭痛の種は、劣悪な「交通事情」。生命に直結する問題だけに、毎日の通勤時、地元の雇い運転手には「慎重な運転」を求めるが、他の車両の動きもあって思うようにはならない。

 自動車での通勤距離は片道60キロ、走行時間は平均1時間10分。スラバヤ市内のアパートを出てから35キロは、渋滞の少ない高速道路を走る。といっても、故障したトラックなどが路肩などに停車していない日はない。原因の多くは使い古したタイヤのパンク。路面にはその破片、木片、ペットボトルなどが散乱する。最高制限速度は100キロ。各車両とも車間距離を十分にはとらず、数珠(じゅず)つなぎ状態で走行している。皮肉にもすぐ前を走る油送トラックの後部には「十分な車間距離を」の標語が書かれている。

 高速道路ではオートバイ走行が認められていない。ゆえに高速道路を降り、片側2車線の一般道路に入ると、状況下が一変する。熱帯のスコールでうがたれ、穴の開いた道路には通勤、通学用など、庶民の足と化したオートバイ群が待ち構えている。2人乗り、運転手と後部同乗者の間に幼子を挟んだ3人乗りは当たり前。これまでの最高では、両親が乳飲み子を含む子供4人を乗せた6人乗り。こうしたオートバイが平然と車の前を横切り、左右を走り抜けて行く。中央線を越え突進してくる命知らずの対向車・バイクも珍しくはない。今日も車内で何度もハット、ヒヤットすることだろう。寿命が縮まる思いだ。(道)

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