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ハロハロ

2009/5/4 社会

 四月十八日朝、新聞を取りに表へ出たら電線上で番のツバメがさえずっている。ツバメの季節が来た。軒先の古巣を点検していたよう。日記を見ると昨年より六日早かった。野鳥の会の会員だったころはすぐに「初見」をファクスで報告した。茨城支部報には県内各地の報告が逐一掲載され、渡り鳥の飛来状況がよく分かった。

 わたしが住む利根川周辺では、秋にはタカの渡りを見る会などが催される。はるばる中国大陸や南国から飛んでくる鳥たちに声援を惜しまなかったが、二〇〇三年の鳥インフルエンザ騒ぎで、きれいごとだけではないことを思い知らされた。日本国内の鶏の飛び地的感染例から、ウイルスの運び屋が渡り鳥と突き止められたのは記憶に新しい。

 ところで今度は豚のインフルエンザである。豚だけならまだしも人間に感染とくるから厄介だ。震源地のメキシコからまたたく間に米国をはじめオセアニア、欧州諸国にも広がった。日本から遠い国なので、鳥インフルやSARS(新型肺炎)のときのような緊迫感はまだ希薄だが、死者増加という報道に緊張が高まる。外来の感染症に対し、島国という地勢的利点もあって、日本も比もこれまで比較的影響は少なかった。だがフェーズ5(大流行の恐れ)宣言となると予断は許されまい。景気を下押しする恐れも出てきた。(紀)

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