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ビサヤ電力（ＶＥＣＯ）はこのほど、エネルギー規制委員会（ＥＲＣ）に一キロワット時あたり二センタボの電力料金引き上げを申請した。申請通り承認されれば、北はリロアン町から南はサンフェルナンド町に至る消費者は、電気代の支払いが増えることになる。ＶＥＣＯ幹部によると、今回の料金引き上げは送電公社から送電施設を買収したコストなどの転嫁のためという。同幹部はＥＲＣの規定で、こうしたケースでかかった費用は消費者に負担を求めることができるという。
申請書によると、ＶＥＣＯはバニラドーマンダウエ間の六十九キロボルト送電線など送電施設の買収に一億七千二百万ペソを要した。その他、維持費など経費計三億七千万ペソを五年かけて回収する。（25日・ブレティン）
