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ビサヤ・ミンダナオ通信

2006/11/20 社会

血で血を洗うリド

 イスラム勢力と政府の和平交渉がもたつく中、ミンダナオ地方では血なまぐさい氏族間抗争、「リド」が頻発している。バンサモロ研究所のアブード・リンガ理事長は「モロ(比イスラム教徒)社会の自己破壊だ」と嘆く。

 同理事長によると、リドは政治的確執、生計手段の奪い合い、通婚問題のもつれなどをきっかけに、「マラタバット」(自尊心)を傷つけられて始まる。流血が報復を生み、再報復と果てしない。

 国家捜査局(NBI)OBらによると、殺人事件、同未遂事件の三〇︱五〇%がリドがらみの殺し屋の犯行だという。これにモロ・イスラム解放戦線(MNLF)の幹部がからむからややこしい。現在、進行している氏族間抗争は十一件あるという。(18日・インクワイアラー)

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