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アロヨ大統領は二十五日、アクラン州制五十周年記念式典で演説、国際的に名高い観光地、ボラカイ島が四年後には深刻な電力不足に見舞われる恐れがあると警告した。大統領はアクラン州に電力を供給するミラント発電所の完工式にも出席したが、ボラカイ島の電力需要は今後、急増する見通しで、二〇一〇年には深刻な状況になるとの見方を示した。
ボラカイ島を含む同州の電力需要は、国家配電公社によると最大時二七・三メガワットだが、一〇年には三四・五メガワットまで上昇するという。特にボラカイ島の急速な発展が電力需要の拡大をもたらしており、大統領はアクラン州当局者に対し、水力発電を含めた対応策を関係官庁と検討するよう指示した。（27日・スター）
