エドガルド・ラベラ市議はセブ市内グバ・バランガイ(最小行政区)の六つの通りに海難事故で不幸にも死亡した六人のガールスカウトの名をつけるよう提案している。
六人はセブ・ガールスカウトの学生五人とリーダー。一九九八年九月、マニラで比ガールスカウト連盟の表彰を受けた。表彰式を終え、セブへ帰る途中の同月十八日、乗っていたプリンセス・オブ・オリエント号がバタンガス沖で沈没、六人は他の乗客百五十人とともに海中に没した。ラベラ議員も同乗していたが、助かった。学生たちは地元グバ・バランガイの食料生産計画などに協力、地域の発展に尽くしたとして表彰された。
グバには名前のない通りがあり、ゆかりの名前を通りに残そうというのがラベラ議員の提案。(8日・スター)